世界一の圧倒的コストパフォーマンスを誇るユニクロ。そのなかでも随一のコストパフォーマンスなのがこちらの商品だと思います。
ユニクロ|オックスフォードシャツ(長袖)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)
多分10年くらい前のことなので記憶違いもあるかもしれませんが、ファッション誌「装苑」に当時のユニクロのチーフパタンナー(確か前職はヨウジヤマモトの方)のインタビューが掲載されていました。そのときにこのオックスフォードシャツがユニクロ定番商品として毎年パターンも修正が加えられている、と紹介されていたと思います。
オンラインストアの商品紹介文にも
定番だからこそ進化を続ける。高い完成度を誇るオックスフォードシャツ。
とあります。ユニクロは定番商品のバージョンアップが加えられているようで、最近ではスウェットパーカーが2面構造から3面構造になったということがメールマガジンで知らされました。
ユニクロスウェットパーカー。ド定番商品もこうやって進化させるのがユニクロの素晴らしさ。 pic.twitter.com/TZ46GVPlU4— 山田耕史:ファッションアナリスト (@yamada0221) 2017年1月21日
僕が持っているユニクロのオックスフォードシャツは4、5年くらい前に購入したものです。使い勝手がいいのでかなりの頻度で着用しています。画像からもおわかりいただけると思いますが、かなり使い古した感はありますが、ほつれたり破れたりはしていません。生地は頑丈なので耐久性がかなりあります。
頑丈なのですが、硬くて着づらいというわけではありません。適度な柔らかさがあるので着ていて楽です。また、オックスフォード生地は凹凸があるので肌触りがよく、汗をかいても生地が肌に張り付きにくいので汗かきの僕はかなり助かっています。長袖ですが夏場は腕まくりをして着ていますし、冬場も電車や飲食店のなかは暖房が効いていて暑いことがあるのでオックスフォードシャツは年中着ています。年中着られるという点でもコストパフォーマンスは高いですね。
また、ユニクロの商品全体的に言えることですが、縫製のレベルの高さは驚異的です。僕は服飾専門学校でパターンメイキングを学び、フランスのデザイナーブランドでパタンナーのインターンをした経験もあるので最低限の縫製の知識はあるつもりなのですが、シャツの縫製の良し悪しが出る場所は襟とカフスだと思います。布をパターン(型紙)通りに正確に切り、正確に縫っていかないと襟やカフスはきれいに縫いつけられません。
僕はシャツを買うときはかならず襟とカフスの縫い目をチェックするようにしています。
有名セレクトショップで1万円以上するシャツでも襟とカフスの縫い目が乱れている場合がありますが、今までの経験上、ユニクロで襟とカフスの縫い目が乱れている商品に出会ったことはほぼありません。それだけユニクロの縫製工場のレベルが高いのだと思います。(もしかしたら僕の運が良いだけという可能性もありますが)
さて、ファッション的な視点からするとシャツのなかでもオックスフォードシャツはかなりカジュアルな部類。なのでカジュアルなアイテムとの相性はバッチリです。たとえば古着のワークジャケットだけでなく、
アウトドアの印象が強いマウンテンパーカーなどとも相性が良いので公園や山といったラフに過ごしたい休日でもTシャツよりも上品な印象になります。
もちろんビジネスにも使えます。カジュアルなのでスーツの下に着るのは難しいですが、当ブログでビジネスシーンでの着用をオススメしているブレザーとの相性はとても良いので、同じくユニクロのスリムフィットチノと合わせれば立派なビジネスウェアになります。
これだけ使えるシャツが定価1,990円。セール対象になると1,290円で買えるという驚き。もちろんユニクロ以外にも良いシャツはたくさんありますが、コストパフォーマンスという点ではユニクロの商品が世界一だと思います。
どんな服を買えばいいのかわからない、という人に一番にオススメしたい服です。買って後悔はさせません。
最後までご覧いただきありがとうございました!