山田耕史のファッションブログ

ファッションは生活であり、文化である。

自分らしい服装が楽しめる「ファッションのトリセツ」をつくります。


 

・「ファッションのトリセツ」が目標とすること


料理は「和食」や「中華」のようにジャンル分けが明確なので、「今日は中華の気分だな」というような感じで、自分が食べたい料理が簡単に選べるようになっています。

服も料理と同じようにはジャンルがあります。「ファッションのトリセツ」では、服のジャンル分けを明確にし、誰もが簡単に自分らしい服装が楽しめるようになることを目標としています。

ジャンル分けの例はこんな感じ。これはほんの一例で、他にも服のジャンルは多数存在します。



ジャンル分けが明確になっていると、以下のようなメリットがあります。

① 自分に似合う自分らしい服がわかる
② 考えなくてもコーディネートができる
③ 効率的に買い物ができる

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・どんな服を着たらいいのかわからない場合は「普通の服」から始める


ジャンルうんぬんの前に、どんな服を着たらいいのか、どんな服が着たいのか全くわからない人もいるでしょう。



そんな人にはシンプルでベーシックなデザインの「普通の服」をオススメします。


「普通の服」には以下のようなメリットがあります。

① 誰にでも似合う
② 流行り廃りがないのでいつまでも着られる
③ 低価格の商品でも安っぽく見えない

詳しいご説明と、具体的な商品はこちらのサイトへどうぞ。僕が本気でオススメできる服だけを集めたサイトです。


男の普通服。

さて、ジャンル分けが明確になっていることのメリットに戻ります。



① 自分らしい服装がわかる




例えば食べログでお店を探すときも、「和食」や「中華」といった自分食べたい料理のジャンルが明確でないと、検索がづらいでしょう。
今までファッション業界ではジャンル分けが明確にされていませんでした。なので、お店に行ってもインターネット通販サイトを見ても、自分が着たい服を見つけ出すのに膨大な時間が必要でした。

ジャンル分けが明確になっていると、自分が着たい服を選びやすくなります

僕は自分が着たいと思う服が、一番自分らしい服だと考えています。自分が着たい服のジャンルがわかれば、自分らしい服装が簡単にできるようになります。

また、着たい服が特になくても、自分が気に入っているアイテムがあれば、そのアイテムと同じジャンルの服を選べばいいのです。

例えばニューバランスのスニーカーが気に入っているとします。ニューバランスのスニーカーは主に「アメカジ」にジャンル分けされるので、「アメカジ」の服を選べば、「ニューバランスのスニーカーをベースにしたコーディネート」ができます。

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着たい服や、好きなスニーカー、バッグなどがなくても、自分らしい服装は実現可能です。

映画、音楽、ゲーム、スポーツなど、どんなエンターテインメントでも、服のジャンルに紐付けることができます


 

 

例えば、僕も大好きなアニメである攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX


 


舞台は2030年の日本。AIやナノマシンといった未来のテクノロジーの描写が秀逸な作品で、サイバー犯罪やテロリズムといった重厚なテーマと、主に軍隊出身の硬派なキャラクターが織り成すドラマは世界中で人気です。
 
この作品の「未来」というキーワードは「モード」「重厚」「硬派」「ミリタリー」といったファッションのジャンルに紐付けることが可能で、そのジャンルに基づいてこんなコーディネートが作成可能です。
 
 
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作品のグッズなどを着ることなく、自分の好きな作品の世界観が服装で表現できるのです(あまりに世界観が希薄な場合は難しいですが)。
 
つまり、ファッションに特に興味がなくても、自分の「好きなにか」があれば、自分らしい服装が手に入れられるのです。
 

② 考えなくてもコーディネートができる

 
 
同じジャンルの服は相性が良いので、コーディネートを考える必要がありません。同じジャンルのアイテムであれば、どんな組み合わせをしてもおかしくなることはまずありません。
 
ですが、異なるジャンルのアイテムをミックスする場合は、きちんと計算してコーディネートを考える必要があります。

料理に例えると、

異なるジャンルのアイテムをミックスすることは、フレンチの食材や中華の調味料を使って和食をつくるようなものです。不可能ではないかもしれませんが、成立させるためには蓄積された技術と膨大な時間が必要になるでしょう。

 
ちなみに、「普通の服」はどんなジャンルの服にも合う、ワイルドカードのような存在です。なので、将来あなたがどんなジャンルの服を好きになったとしても、「普通の服」を買ったことは無駄にはなりません。
 

③ 買い物が効率的にできる

 
 
ファッションブランドやセレクトショップにもそれぞれ得意とするジャンルがあります。例えばビームスは「アメカジ」「ストリート」が得意。グリーンレーベルリラクシングは「キレイ目」が得意です。

また、先程のニューバランスのスニーカーのように、靴やカバンにもファッションテイストがあります。
 
こういったことを頭に入れておくと、買い物が効率的にできますし、買い物の失敗も少なくなります。
                  

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・あなたとつくる「ファッションのトリセツ」

 
ということで、以上の内容を一枚の画像にまとめてみました。
 
 
今までのファッション誌やファッション指南本で、ファッションのジャンルについて触れられたことはほとんどなかったと思います。
 
ですが、ファッションのジャンルを知らずに服を買うことは、自分が和食をつくるのかフレンチをつくるのか決めずに料理を始めるのと同じくらい無謀なことです。
 
「ファッションのトリセツ」はこのブログを読んでいるあなたと一緒に完成させたいと思っています。
 
「こんなアイテムを着たいんだけど、何を合わせていいのかわからない」「こんな作品が好きなんだけど、ファッションで表現するとどんな感じ?」といった疑問、質問があれば、お気軽にPeingでお知らせ下さい。

誰もが簡単に自分らしい服装が楽しめる、便利で使いやすいコンテンツにしていけたらと思っています。

<2018/9/25追記>

ファッションのジャンルの解説記事を書いていっています。今後も随時、追加していきます。

 
 
 
 
 
 
 
 

yamadakoji.hateblo.jp


最後までご覧いただきありがとうございました! ​